一目均衡表の転換線でアルゴリズム取引

  アルゴリズム取引
売買の注文を出す条件をコンピュータのプログラムに登録しておき、自動的に株式取引を行うトレードのことをアルゴリズム取引といいます。 Algorithmic tradingのメリットは、投資家心理による売買判断のミスが無いということです。 裁量による手動発注だと投資家のセンチメントがどうしても判断に影響してしまい、ロスカットすべきタイミングを逃したり、買い時なのに買わなかったりということがでてきます。

手動でリアルタイムチャートをテクニカル分析するメリットは、裁量で発生するメリットそのもが挙げられます。 経済指標発表を受けたファンダメンタルズの変化や特定の投機筋の思惑などは数値化することが難しいため、経験則による一種の感覚のようなものが重要になってきます。 CMEグローベックス先物やNYダウ先物のチャートで相場の勢いを確認しましょう。

  一目均衡表
細田悟一というチャート分析家が使用していた一目山人(いちもくさんじん)というペンネームにちなんで名付けられたテクニカル指標です。 価格変化よりもむしろ時間の経過を重視する分析の手法で、高値を付けた後のトレンド推移や底打ちからどの程度上昇トレンドが維持されるのかを予想することに優れています。

9・17・26などの数字は自然界に幅広く分布する重要なものであるとして、チャートに転換線や基準線、先行スパン、遅行スパンというラインを表示します。 先行スパン2と2に囲まれた部分は一目均衡表の雲と呼ばれ、上値抵抗ラインや下値支持線としての機能を発揮するとされています。

本人が実際に手がけた書籍では、時間論や波動論、値幅観測論など様々な要素を総合的に判断しなくてはならないと記載されていて、習得している投資家はほとんどいないとされています。 MT4などの一般的なリアルタイムチャートでも、一目均衡表の詳細を正確に表示しているものは少ないらしいです。


  織込み済み
世間に知れ渡っている売買材料が株価に反映されている状態を、株式用語で織り込み済みといいます。 業績発表で相当悪い数字が出ても、市場コンセンサスとの乖離がなければそれまでの株価の下落によってその材料が織り込み済みであることがあります。 すると悪材料出尽くしとなり、逆に相場が値上がりすることもあります。

  アヤ戻し
軟調なトレンドを形成している途中で発生する、本来のモーメンタムではない調整的な上昇のことをアヤ戻しと呼びます。 アヤ戻しであるか、それとも底打ちからのリバウンド相場なのかを事前に判断することは非常に難しく、リアルタイムチャートを後から分析して値動きの結果から判断するしかありません。 本来のモメンタムからすればテクニカルのダマシとなりうる局面であるため、間違ってロスカットしてしまったり、逆に空売りのチャンスになったりします。